人前で話すという体験。京都での講演を終えて感じたこと

先週末の土曜日、京都での講演を終えました。人前で1時間も話すということは今までなかったので、初めての体験でした。

相手に直接会って伝えることの意味と責任。そしてその重要性を、改めて感じました。

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講演当日を迎えるまで

この講演をするに至った経緯は以前も書きましたが、依頼をしてくれたのはちゅうもえサロンのメンバーであり、
主催の就労支援施設であるゆめハウスで働いている方です。

 

11月14日(土)うつ病の講演を京都でやります!お茶がてら会いに来てね | GOOD!! Log

参加者の方の層があまりわかってなかったので、どのように話を組み立てるか悩んだのですが、
「うつ病」に関心を持っている方ならまんべんなく聴けるような感じで考えてみました。
(内容についてはココロミルの記事に書いてます)

 

気前よく引き受けてみたはいいものの、「私で良かったのか…?」と問答しながら準備をする日々。
初めてのことってこんな緊張するもんなんだなぁと自分を冷静に分析しつつ、まぁなんとかなるさと思い直し、本番を迎えました。

 

 

講演をしてみて感じたこと

私が「先生」…?

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当日会場に着くと、「伊藤先生、よろしくお願いします〜!」と京都特有のイントネーションで迎えていただきました。

「せ、先生ですと…!?」
と心の中で一瞬動揺しました。先生と呼ばれるにふさわしい話ができるのか…?と再び自問。
てか先生って、私の中ではみんな医者なんですけど…!と。

ですが、すぐに「講演やる人はみんな先生やんな」と勝手に自己解決し、会場での準備に入りました。
随分、心の切り替えは上手くなったものです。

 

 

講演中に感じた視線

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始まるまでいろいろ考えてはいましたが、いざ始まってみると、思っていたより自然に話せた気がします。
最初はちょっと緊張していたんですけど、進んでいけば、用意していたカンペも見なかったくらい。

話しながら会場に目を向けると、すごく真剣な顔で話を聞いている参加者の方の顔が見えました。

「あぁ、この人はきっと悩んているんだな」って、その顔を見て感じました。
うつ病を患っているご本人なのか、ご家族なのか、それとも他になにかあったのかはわかりません。
でも、うつ病に関して何か知りたいって、教えて欲しいって思っていたことは伝わってきました。

質疑応答の時間に、「言いたいことがまとまらないんだけど、今日はありがとうと言いたい」って話してくださった方。
会が終了してから、「実は友人が…」って話しかけてきてくださった方。

この日の私のたった1時間の話だけで、何か解決できたとは思いません。
質問してくださったことへの答えも、的確だったどうかはわかりません。

でも、ほんの少しでも、希望を感じてもらえたり、孤独じゃないことを感じてくれたりしていたらいいなと思います。

 

講演を終えて

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事前に話そう、と思っていたことは伝え切れたかな、と思います。

でも、ニーズに合っていたかどうかはわかりません。
きっと人それぞれ、求めているものは違うと思うから。

ひとつ感じたことは、まだまだ情報は必要な人へ届いていないんだということ。
参加者の中には、ネットから遠い場所にいる方もいらっしゃって、
どんなにオンライン上で情報を発信したところで限界があるんだということを痛感しました。
(最初は「質問があればTwitter などでって書いていたら、「FAXでもいいですか」って言われた)

ネットが使える人は、どうにか私や他の発信している人にたどり着けるかもしれない。
でも、そもそも使うことができない人や、スキル的に使えても環境的に使えない人(回線がないとか)には、どうやっても届かない。

情報格差ってこういうことかと実感。

だからといって、そんな人たちを置いていくわけにはいきません。
もっと直接会って話せる場所や、ネット以外にも情報が届けられるような方法が必要なんだなと思います。

 

 

今日のまとめ

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↑講演を終えて、ゆめハウスのみなさんと。

 

今回の経験で、いろいろな学びや考えたことがありました。

うつ病をはじめとしたメンタルヘルスについて発信をしていくことが、どれだけ責任が必要かということも、
改めて思い知らされる形となりました。

でも、手ごたえがあったことも確かなこと。
私の患者としての経験、家族としての経験、そして看護師としての経験から話せることは、
情報として必要だと感じてくれる人がいるんだということも、この講演を通して感じました。

しんどかった体験もこうやって活かすことができれば、過去の自分も無駄にはならないような気がした1日でした。

ゆめハウスの方々、参加してくださった方々、ありがとうございました!

 

※写真は、わざわざ聴きにきてくださったノマド的節約術の松本さんが撮ってくださいました。ありがとうございましたー!

 

 

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この記事を書いた人

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当ブログの管理人:小松亜矢子です。

フリーライター/元ナース/元うつ病患者。福岡県出身、横須賀市在住。

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