グルーミング(触れ合い)がうつに良い、3つの理由

 

 

会話やボディタッチなど、人と触れ合うことは精神的に良い影響を与えます。つらいとき、元気がないとき、病気のときなど、人の温かみに触れて、そのマイナスの感情が少し軽減したりすることは、みなさん経験があるんじゃないかな、と思います。その温かみは、時としてうつの症状に良い影響を与えてくれることがあります。
人と触れ合うこと、それはなぜ心に効くのでしょうか?

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一人きりでのうつとの闘いは難しい

私は一人暮らしをしながら、うつを治そうとしたことがあります。病院に通い、仕事に行き、帰ってきたら一人。調子は良くないから、休みの日に友人と会う元気はない。なんとなく寝て休日を過ごして、また仕事。どんよりとした心を抱えながら一人でいると、ずっと悶々としてしまって、心の中にずっと霧がかかったようでした。

淋しい。話を聞いてほしい。一人じゃないと思いたい。

でも、外に行く元気はない。連絡を取る気力もない。寝て現実逃避するしかない・・・。

そんなことの繰り返し。ゆううつな気持ちを抱えて仕事をしたってうまくいかないし、ミスをすればまた自分を責めて、さらにつらくなってしまう。でも働かなければ生活はできない・・・。抜け出せない悪循環。私は、ひとりきりでうつを改善することはできませんでした。

 

 

なぜグルーミングが効果的なのか

これについては、先日の記事でも少しふれましたが、グルーミングはセロトニンを増やすのに良いそうです。

うつを食事で改善できる?ーうつが消える食べ方とは

具体的にどのように効果が期待できるのか、私の体験も交えながらまとめてみたいと思います。

 

一人じゃないと実感できる

うつの症状があるときに一人でいると、「私、生きてる価値なんてないんだろうな・・・」なんてマイナスな考えが出てきます。けれど、誰かがそばにいてくれると、この感情を軽減することができます。

隣にいてくれるということは、自分のことを認めて、受け入れてくれているということ。そんな人が側にいてくれるだけで、「私は一人じゃない=生きていてもいいんだ」と感じることができるのです。

無条件に側にいてくれる人がいると、「こんな病気を持っていても自分を認めてくれる人がいる」とほんの少しずつ、自分を肯定することができます。この、自分を肯定することが、うつを改善していくための第一歩だと思うのです。

私の場合は、出会ったときから夫が病気ごと私を受け入れてくれたこと。別に病気でもいいじゃん、と、一緒にいることを選んでくれたことが、私の自信につながりました。

 

人肌に触れることで得られる安心感

これは変な意味ではなく、例えば手をつなぐとか、肩をポンポンと叩いてもらうとか、ハグとか。オトナな関係でもいいんですけど、行きすぎるとそれに依存してしまうこともあるので、私は程よいくらいが良いと思います。

人の体温って、触れると不思議と安心するんですよね。赤ちゃんが母親に抱かれて、すっと眠ってしまうように。物理的な温かさと、同じときを生きている人の命のあたたかさ。これに勝る精神安定剤はないんじゃないかと思うくらいの効果です。

私はつらくて泣きそうな夜、夫が寝るときに手を握っていてくれたのがとても安心する瞬間でした。ヘタな言葉はいらないんです。ほんの少しあたたかさを分けてあげる、それだけで救われるんです。

 

無条件の信頼と愛情

これは、人ではなく動物の話です。アニマルセラピーという言葉を聞いたことがあるでしょうか?病院や施設といったところに犬などの動物を連れて訪問して、闘病中などの疲れた心を癒そうというものです。これは、特別な訓練を受けた動物でなくても、実は身近で似たような体験ができます。

それが、自宅で買っているペットです。あんまりペットっていう言葉は好きじゃないんですけどね。可愛がっている犬たちって、無条件に飼い主のことが大好きですよね。ずっとそばにいて、すり寄って寝てみたり、こちらを見上げて嬉しそうな顔をしていたり。この無条件の信頼と愛情が、とても良い効果を出してくれるんです。

このブログで何度もうちの愛犬、マリンとサーフの写真を出しています。夫は、つらくなったらこいつらをぎゅっと抱きしめなさい、とずっと言っていました。夫自身がつらくなったときも、この子たちを抱きしめていました。

犬って賢いから、飼い主がなんだかつらそう、っていうのがわかっているようなんです。私たちが泣いていたら心配そうに見ているし、私たちが楽しそうにしていると、彼らも楽しそうなんです。そうやってそばにいるこの子たちが、私を必要としてるんだなと思ったら、もう少しがんばろうかな、という気になってきます。そして、腕の中に感じる小さな体の温もりが、私も一生懸命生きなきゃな、と思わせてくれます。

ペットと触れ合うグルーミングも、取り入れてほしいなと思います。

 

 

まとめ

やっぱり、人は一人じゃ生きていけないと思う今日この頃。何かと闘うには、誰かが側にいてくれた方が強くなれると思うのです。

友達でも、恋人でも、家族でも、誰でもいい。一人じゃない方がきっと、うつの改善は早いと私は経験的に思います。

 

 

今日のおまけ

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さっきまで、私の膝の上で寝ていたサーフの顔。ちょっと重たいんだけど、このあたたかさにホッとします。でも力が抜けて動きたくなくなっちゃうので、洗いものが終わってからにしてほしかったなぁ。

 

 

 

 

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この記事を書いた人

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当ブログの管理人:小松亜矢子です。

フリーライター/元ナース/元うつ病患者。福岡県出身、横須賀市在住。

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